概要と目的
介護の現場で起こりやすい「健康リスク」や「身体的異常」に焦点を当て、予防・早期発見・適切対応のための知識と技術を習得する。日常支援に潜むリスクや、体調変化への対応力、さらにはCPRなどの緊急対応力まで、多面的な視点で利用者の安全と健康を守る力を高める。
研修基準
- 入浴・移乗・排泄などの介助場面におけるリスク要因を理解し、安全な支援を行う
- 疲労や睡眠障害、生活習慣病など、見逃しやすい健康異常を早期に発見・対応できる力をつける
- 疥癬や皮膚トラブル、異常な爪の状態など、衛生・感染リスクに関する知識を深める
- 万一の緊急時(CPR)の対応力を身につけ、現場での安心感を高める
内容
3ヶ月間 ※e-learning標準学習時間 10時間
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1時間15分
1.入浴時に特に注意してみたい症状
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1時間
2.入浴の種類について
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1時間50分
3.適切な排泄を促すために必要なこと
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1時間
4.移乗介助上級編
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1時間20分
5.転倒と骨折
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20分
6.見つけづらい疲労の見つけ方
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1時間
7.睡眠障害
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45分
8.生活習慣病
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25分
9.疥癬
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25分
10.CPR
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40分
11.異常な状態の爪のケア