概要と目的
認知症ケアと生活支援の質向上を両立するために必要な知識と実践力を学ぶ。認知症にやさしい環境づくりや自立支援、さらに各疾患などの症状への理解と対応、そして介護職としての社会的役割までを含め、利用者の尊厳を守りながらケアの質を高めることを目指す。
研修基準
- 認知症のある方に対して、本人の意思や状態に応じた適切な生活支援を行えるようになる
- 排泄・入浴・ポジショニングなどを通じた自立支援の視点を深める
- 現場で頻出する症状や疾患に対して正しい理解と初期対応を身につける
- 認知症ケアにおいて、”できないを助ける”ではなく”自立を支える”視点に転換できるようにする
- 介護職の専門性と社会的役割を再確認し、地域包括ケアの一員としての意識を高める
内容
3ヶ月間 ※e-learning標準学習時間 10時間
-
1時間10分
1.入浴の満足度向上
-
1時間15分
2.排泄の自立支援
-
1時間50分
3.拘縮予防、拘縮時のポジショニング
-
1時間15分
4.現場でよくある症状への対応
-
25分
5.硬膜下・硬膜外血腫
-
15分
6.認知症と紛らわしい疾患
-
20分
7.認知症にやさしい環境支援について
-
40分
8.対応の実践例
-
1時間
9.高齢者に多い感染
-
30分
10.「認知症をケアする」ということ
-
1時間20分
11.介護職の社会的役割