概要と目的
「安全な生活支援技術」に焦点を当てた総合的なプログラムで、実践に直結する介護スキルを体系的に学ぶ。身体機能や環境への配慮を深めることで、転倒や誤源、体調悪化などのリスクを低減し、利用者の生活向上に貢献することを目的としています。
研修基準
- 嚥下能力や身体機能に応じた安全な食事・介助を実施できるようにする
- 栄養異常や体調変化などを観察報告できる視点を養う
- ボディメカニクスを活用し、介助者・利用者双方にとって安全な介助技術を習得する
- 入浴・更衣・移乗・歩行といった日常動作支援のリスクを理解し、事故防止策を実践する
- 正しい履き物の選択や環境調整を通じて転倒リスクの軽減につなげる
内容
3ヶ月間 ※e-learning標準学習時間 10時間
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1時間15分
1.嚥下能力に応じた飲食物
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1時間20分
2.栄養基礎
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1時間15分
3.栄養異常を発見する
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50分
4.安全な更衣介助(麻、拘縮)
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1時間15分
5.入浴時のリスクマネジメント
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30分
6.浴槽に出入りするための介助方法
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20分
7.安全な移乗介助の実施方法とは
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1時間30分
8.介助に活かすボディメカニクス
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45分
9.ただしい履き物
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1時間
10.安全な歩行介助の仕方